Printed tie 5 fold "Bulldog" 4 colors 5450-20 5451-20 5453-20 5454-20
¥26,400
なら 手数料無料で月々¥8,800から
短頭犬種の代表格といえば、ブルドックですね。
骨太で大きく、たくましい犬種ですが、こんなにかわいらしいネクタイに仕上がりました。
犬好きの方はもちろんですが、犬が大好きな方へのギフトとしてもおすすめです。
<ネクタイの長さと幅について>
長さは147cmとなり、シャツの首回りが38〜44の方にはちょうど良いサイズになります。
大剣の一番太い部分の幅は9cmとなり、太い部類に入ります。
ネクタイの幅は年毎に変化しますが、クラッシックなスーツスタイルには太めの9cmが合うと考えており、この幅にこだわって作っております。
※ネクタイはバイアス裁ち(伸びやすい斜めの部分)で生地をカットして作っています。また職人が一本一本手縫いで作っておりますので、長さに個体差があります。ご了承ください。
<プリントタイとジャガードタイの違いについて>
ネクタイと言えば一番種類が多いのはジャガード織りになります。
ジャガード織とは、模様が立体的に見えるような織り方で作られた生地で、生地のデザインを織りあげる段階で作っていきます。
多少厚みが出るのが特徴で、立体的に仕上がります。また、生地の繊細な表情が出せる織り方として知られており、多くのネクタイがジャガード織りになっています。
対してKENJIRO SUZUKI Paris ではプリントタイを多く取り揃えております。
織りで柄を表現するジャガードタイに対して、プリントタイは細かい柄や曲線を繊細に表現できるのが特徴です。
また色の深みを出しながら光沢を抑えたマットな仕上がりになるのも特徴の一つです。
私たちが仕立てるスーツは、生地は基本光沢を抑えたものが多く、また非常にクラシカルな雰囲気を醸しだしています。
ジャガードタイももちろん相性はいいのですが、クラシカルなプリントタイも相性がいいと思っています。
またジャガードに比べずっと薄く仕上がるというのもプリントタイの特徴と言え、裏地なしの5つ折りで仕上げることでさらに軽く、やわらかく仕上がります。
締めたときの気持ちよさは一度身につけると忘れられない独特のものです。
<着こなしについて>
生地自体はジャガードに比べずっと薄いのですが、生地を贅沢に使用した5つ折りで仕上げていますので、ディンプルは綺麗に仕上がります。私は基本プレーンノットで結んでおりますが、写真をみていただければ分かる通り、ディンプルはそれほど小さくなりません。
レギュラーカラーや、タブカラーシャツではプレーンノットで十分かと思いますが、ワイドカラーの際はお好みでディンプルが大きくなるセミウインザーノットなどにしてもいいかと思います。
<仕上げ方法について>
KENJIRO SUZUKI Paris のネクタイの仕上げ方法は、基本5つ折りで作られています。
5つ折り?と聞いてピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。
これは写真をご覧頂くと分かると思いますがネクタイの裏部分が見えています。本来はこの部分に裏地がありますのでここは見えない部分になります。
現在市場に出ている多くのタイが裏地付きになりますが、一部のショップでは私たちのタイのように5つ折りや7つ折りのタイもあります。
ネクタイは元来、裏地なしの仕様で作られていました。
当初は中に芯を入れない、ただ生地を折っただけのものと言われており、芯が無い分柔らかく出来るのですがネクタイ生地の端全てを手縫いで仕上げなくてはいけない為、仕上げるのに非常に時間がかかるものでした。
手縫いの手間の代わりに裏地をのせてミシン縫いで仕上げる方が、何倍も早く大量に作れることから、現在の裏地付きのネクタイが一般的になりました。
5つ折りタイの特徴は、その柔らかさにあります。
芯は中に入れていますが、あえて極薄のものにして生地の柔らかさを邪魔しないようにしています。裏地をつけず、そしてミシンを使わず全て手縫いで仕上げていることから、非常に柔らかい付け心地になります。
私は自分の仕立てるスーツに柔らかさと立体感をテーマにしております。
そのため、そこに合わせるネクタイも同じ空気感になるよう、この仕様を選んでいます。
やわらかいタイは風にふわっとなびきますし、独特の雰囲気を醸し出します。
このタイを付けていると、今まで何も感じずに付けていた他社の裏地付きのネクタイをつけると、急にボテっと重たい印象に感じます。なんだか首から硬い芯入りのものを垂らしている気がして、嫌になってしまいます。
作るのに時間も手間もかかりますし、一見5つ折りとはだれも分からないかもしれませんが、どうせ身に付けるのなら気持ちの良いものをつけたいと思います。
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